2017/08/04
温泉ソムリエが教える温泉の魅力と北海道のおすすめ温泉
こんにちは。 野原 ツグミ です。
わたしは、温泉が大好きです。わたしの友人・知人にも、温泉好きな人が多いように思います。
日本は温泉大国で、どの地域にも、温泉がわりと近くにあるからでしょうか。
小さい時にも、親戚の集まりで温泉旅館に1泊、などということがありましたし、学校の卒業旅行も、海外旅行には行けなかったので、温泉旅行でした。
そして今でも、同窓会や仲の良い友人との旅行で、温泉に出かけることがよくあります。
わたしにとっては、とても身近な存在です。
温泉大好きなわたしが伝えたい温泉の魅力
わたしは単純に、お湯につかることが大好きです。少しぬるめのお湯に、下半身だけつかるなどして、じっくりジワジワと汗が出るまで浸かります。
また、温泉旅行というと、温泉そのものもそうですが、食事や食事のときのおしゃべりなんかも、温泉旅行の魅力のひとつですよね。
ひとりでゆっくり入るのもいいですし、だれかとワイワイ話をしながら、露天風呂などに入るのも時間を忘れて楽しめます。
遅くまでゆっくり話ができるし、温泉でリラックスできるからと、飲み会の予定が温泉旅行に変更!などということもあったりします。
温泉の最大の効能は日常を離れた環境でくつろげること
お湯につかって身体をあたためることは、血液の循環が良くなります。
また、温泉にはさまざまな成分があって、これが身体に浸透して、自律神経を整えてくれるのですね。だからリラックス効果があり、「あ~気持ちいい!」というような声にも、あらわれてくるのだと思います。
温泉の泉質は、温泉水に含まれる成分と含有量などによって、いくつかに分かれています。
単純温泉、単純炭酸泉、食塩泉、硫黄泉、放射能泉などですね。
ですが、わたし自身は温泉の種類自体は、気にしていません。
源泉かけ流しかどうかも、そんなに気にしていません。
日常から離れた、広くてあたたかい温泉にゆっくり浸かって、おいしいものを食べて、ぐっすり寝る。
心身ともに、最高のリラックス法だと思うのです。
北海道のおすすめ温泉4つ
わたしは現在、北海道在住なので、定山渓温泉・登別温泉・丸駒温泉などによく行きます。
1泊することもあれば、日帰りで入浴することもあります。
車を持っていないので、無料送迎バスや低料金で連れて行ってくれる、交通手段のある温泉は、とても助かります。
日帰りでビュッフェ&温泉が楽しめる定山渓温泉鶴雅
札幌市営地下鉄南北線 「真駒内」駅から、無料送迎バスが出ています。
札幌市営地下鉄南北線「さっぽろ」駅から真駒内駅までは、約25分程度かかり、地下鉄料金は290円。
真駒内駅から、定山渓温泉までは、送迎バスで所要時間約30分。10時30分出発で帰りは15:30ホテル発。
バスは予約が必要なので、ご注意ください。週末は比較的混むので、早めの予約がいいようです。
ビュッフェと温泉で3000円になっています。
お料理のテーマは、「食べたいものがなんでもある森のおとぎ話のレストラン」
和食・洋食・中華を中心に約80品のお料理がずらりと並びます。ビュッフェ(2200円)だけに来る人もいるくらいなので、温泉とのセットはお得です。
多彩な湯船と豊富な湯量。飲泉もできる登別温泉第一滝本館。
1500坪の敷地に、大浴場は11種類。
飲用に適した温泉が用意されていて、飲むことができます。(飲泉)
有料ですが、露天風呂でお酒も頼めます。
大浴場は、湯けむりでもうもうとしていますが、この蒸気にも温泉成分が含まれているので、すいこむことで温泉の成分を吸入できるのです。
札幌駅前バスターミナルから、送迎バス「わくわく号」で約2時間。片道500円です。
天然露天風呂からの支笏湖の眺めが素晴らしい丸駒温泉旅館
日本秘湯を守る会の会員宿になっています。
大浴場から続く渡り廊下の先にあるのが、全国でも約20か所しかないといわれる、足元湧出湯の天然露天風呂。
お湯の温度は、支笏湖につながる水門に敷かれた、砂利で調節されています。
札幌駅からJR千歳線 千歳駅まで約45分。840円。 千歳駅から北海道中央バス支笏湖まで約45分。930円です。
支笏湖畔バスターミナルからは、宿泊者限定ですが、送迎バスがあります。
冬季は、札幌駅から送迎シャトルバス(片道500円)が出ています。
わたしはこれをよく利用します。(11月から4月ですが要確認)
源泉100%かけ流し 四季折々の眺めも素晴らしい豊平峡温泉
最近では、こちらの温泉にお世話になることも、多くなりました。
100%源泉かけ流し。地中からの源泉を直接各浴槽に注いでいるため、空気には一切触れていません。
酸化することなく注がれた湯は鮮度抜群です。
露天風呂は広くて、四季の変化が楽しめます。
ただ、洗い場はダイナミックなので、あまり美しいとは言えません。わたしは気にならないですが、女性には覚悟が必要かも。
お食事は、インド料理のカレーがおすすめ。ナンは本格的で、カレーを食べたくて行くひともいるくらいです。
漫画テルマエ・ロマエで思い出す裸エプロン
温泉つながりでは、ヤマザキマリさんの、「テルマエ・ロマエ」もおすすめです。
阿部寛さん主演で、映画にもなりましたね。
「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞しています。
そういえば海外でも、スパに行ったことがありました。
若いころ、ハンガリーに旅行したとき「温泉もありますよ」と、添乗員さんに言われて、
「水着持ってきてなくても、温泉着を貸してくれるから大丈夫です」
って言われたので、行ってみたら、裸エプロン!!
なんだかスースーして、温泉そのものを楽しめなかったことを覚えています。
日本だと、裸エプロンさえつけないのに、へんですね。
こんなのでした。
国内にも、まだまだ行きたい温泉はたくさんあります。
どれだけ行けるかわかりませんが、今後も温泉を堪能したいと思います。
野原 ツグミは温泉ソムリエです
わたしは、「温泉ソムリエ」の認定証を持っています。
これは、認定証と一緒にもらったタオルです。
温泉についての情報を集めていたとき、「温泉ソムリエ」という資格があるのを知りました。
民間資格ですが、半日で温泉についての講義を聞くと、認定証をもらえます。
温泉の文化や温泉の歴史、泉質などについて学べて、温泉について詳しくなり、よりいっそう温泉を楽しむことができます。
あなたも温泉ソムリエになってみませんか。
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