2017/08/07 Shares

ひすいこたろう著「明日死ぬかもよ?」を読んで自分の人生をあらためて考える

自分の人生や生き方について、ゆっくりと考えたことはありますか。

日々の生活に流されて、なかなかゆっくりと自分の人生について考えることは、難しい時代かもしれません。

そこでおすすめしたいのが「あした死ぬかもよ?」という本です。自分の人生をより良いものにしたいと考えているならぜひ読んでみてください。

ひすいこたろう著「あした死ぬかもよ?」レビュー

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死という言葉を使っていますが、じつはよりよく生きるための考え方について書かれた本なのです。

自分の死について考えたことがあるでしょうか。

人生について考える時間をとることもままならないのに、ましてや死について考えることなどは、ほとんどないかもしれませんね。

とくに若い方はそうだと思います。

今回「あした死ぬかもよ?」という本を読んでみました。

あした死ぬかもよ?って、けっこう衝撃的なタイトルだと思いませんか?

どんなことが書いてあるのだろうと、興味を持ちました。

死について書かれた本は、哲学的な本も多く難しいイメージがありますね。

ところがこの本はやさしく書かれてあって、読みやすい本でした。どちらかというと、若い方向けの本かもしれません。

自分の人生をより良いものにしたい、と考えている方にはおすすめです。

著者 ひすいこたろうさん

著者のひすいこたろうさんとは、どんな人なのでしょう。

プロフィールを見ると、新潟県出身の作家さんですね。コピーライター、漢字セラピストとも書かれています。

また、日本メンタルヘルス協会の江藤信之氏から心理学を学び、心理カウンセラーの資格を取得しています。

著書「3秒でハッピーになる名言セラピー」が、ディスカバーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞しているようですね。

その他「心にズドンと響く『運命』の言葉」(王様文庫)「ココロの教科書」(大和書房)などを出版されています。

人生最後の日に笑って死ねる27の質問

この本は副題に「人生最後の日に笑って死ねる27の質問」とあるように、27の質問で構成されています。

そして、そのひとつひとつに事例やエピソードが添えられています。

第一章をみてみると、こんな構成です。

第一章 後悔なく生きる

しつもん1 あと何回桜を見られるだろう?

しつもん2 どんな制限を自分にかけているだろうか?

しつもん3 あなたが両親を選んで生まれてきたのだとしたら、その理由はなんだろう?

しつもん4 あなたの人生は、100点満点中、いま何点?

しつもん5 失う前に、気がつきたい幸せはなんですか?

しつもん6 これだけは失いたくないものベスト5は?

しつもん7 いま抱えている悩みは、たとえ人生の最後の日であっても、深刻ですか?

どんな制限を自分にかけているだろうか?

たとえば、しつもん2 どんな制限を自分にかけているだろうか?では、自由に生きることから遠ざけている、思い込みや制限を探ってみましょうと言っています。そして、

・人と違ったっていいんだよ。

・恥をかいて人に笑われてもいいんだよ。

・もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。

・すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ。

・自分の意見を主張してもいいんだよ。

・弱い自分を見せたっていいんだよ。

・嫌なことは断っていいんだよ。

・人に助けを求めたっていいんだよ。

・生きたいように生きていいんだよ。

などの言葉を、声に出して読んでみましょうと提案します。もし「人と違ったっていいんだよ」という言葉を声に出して読んだときに、何か心に引っかかるものがあれば「人と違ってはいけない」という制限を、無意識に自分にかけている可能性があるのだとか。

引っかかった言葉を、3週間、寝る前に3回、自分に優しく伝えてあげて制限を外しましょう、と言っています。

心理学のワーク満載

また心理カウンセラーらしく、ところどころにワークがあり、自分で書き込めるようになっています。

しつもん10 自分のお墓に言葉を刻むとしたら何て入れる?

では、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが「自分より優れた人々を集めるすべを知っていた男ここに眠る」と墓碑銘に刻んだように、自分の墓碑銘をイラストのお墓に書き込むワークになっています。

しつもん11 あなたの死亡記事が出ます。なんて書かれたい?

では、「こんなふうに終われたら、最高」という自分の死亡記事を、号外が書かれたイラストのなかに、実際に書き込むワークになっています。

しつもん27 理想の人生を生き切った「未来のあなた」が、「今日のあなた」にメッセージを贈るとしたらなんとと伝える?

では、心理療法エンプティ・チェアについてのワークが書かれています。

これは、AとBふたつの椅子を用意して行うワーク。Aの椅子では今の自分、Bの椅子では理想の人生を過ごし終えた人生最後の自分になります。Aの椅子とBの椅子を対面させ、Bの椅子に座った最高の人生を満喫した未来の自分から、Aに座った現在の自分へ向けて声にだしてメッセージを伝えるというワークです。

「やりたいことはすべてやるがいい。

人間は死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ。

やらなかったことに後悔する」

「すべて大丈夫だから。

やってみたいことはやってみるがいい。

なにもかも大丈夫だから。

人生最後の日を迎えるわたしから見ると、

うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだとわかる」

など。

伝え終ったらまたAの椅子に座り、現在の自分としてそのメッセージをうけとめる。

受け止めたら、理想の人生を終えた未来の自分とハグして、未来の自分を今の自分のハートに溶け込ませる。

これで、このあとは未来の自分とずっと一緒。未来の幸せな自分の確定(ゴール)です。

あとはそこにいたるまでのプロセスであり、最後はハッピーエンド。

こんなワークです。

途中にはさまれた写真とメッセージも素敵

ページの途中には、さまざまな写真とそれに合わせたメッセージが載せられています。

短いけれど、これをみるだけでもこころに響くものがあります。

やれる可能性があるやつが努力しないのを見ると

胸倉つかんで「俺と変われ」と言いたくなる。

23歳で白血病で亡くなった悠季くんが生前に残した言葉

 

与えることは最高の喜びなのだ。

by ウォルト・ディスニー

やりたいと思うことがあればやってみる何歳になっても

じつは、一番「え!?」と思ったのは、冒頭に出てくるアメリカでの90歳以上のかたへのアンケート結果です。

「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」の問に、90%の人が「もっと冒険しておけばよかった」と答えていたことです。90%もの人が・・・。その数字はものすごく意外でした。

若ければ、いくらでもやり直しがきくと思います。

わたしも東京に行ってみたいと思ったから、誰も知り合いのいない東京に行きました。

他の人にとってはなんでもないことかもしれませんが、当時のわたしにしてみれば、かなり大胆な大きな冒険でした。

知らない土地、知らない環境、知らない人間関係。日本語は話せたけど、異国の地へ行く思いでした。

慣れないうちは大変でした。でも今思えば、やはり行ってみてよかったと思います。

そしてそれは、年をとるとできないというのではなく、年齢を重ねていってもやりたいことはやってみていいのではないかと思います。

そう思ったので、わたしはこうしてブログをはじめてみました。

うまくはできないかもしれませんが、自分のできる範囲でやってみたいと思っています。

年齢を重ねてくると、死は確実に近づいてくるのを実感します。

でも、生物として生まれた限りは100%死は避けられない。

それならば、少しでも後悔ないようにいろいろなことにチャレンジしてみたいと思います。

平易な言葉で書かれていて、とても読みやすい本です。あなたもこの本で、人生を見つめてみませんか?

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