2016/11/16 Shares

ふくし用具機器展inさっぽろ2016!ふく展に行ってきました

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ふくし用具機器展inさっぽろ2016「ふく展」に行ってきました。

防災・災害対策機器、日常生活支援用具などがあるようですが、無料の講座もあったので講座に参加してみました。

参加した講座は、

1 防災対策を学ぶ

2 高齢者の暮らしを守る防火講座

3 地域での食支援体制の構築へ

の3講座です。

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講座と講座の間でふくし用具を見ることにしました。

1 防災対策を学ぶ

始めの講座は防災対策です。会場の席には、スマートフォンと説明書が・・・。

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パンフレットの説明文字が小さくて見逃していたのですが、「災害対策アプリやシニア世代が活用できるアプリの紹介」という説明書きがありました。講師はKDDIの方です。

Googleでの検索方法やメールの入力方法も説明してくれましたが、後ろの方からは「わかんねえや。難しいもんだな。」との声が・・・。たしかにそうかもしれませんね。この講座を受けた人のなかでは、わたしは若いほうでしたから・・・。

そしてそれらの説明後、「災害対策の機能紹介」にたどりつきます。

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災害時は停電になることも多いものですが、災害対策アプリを使用すれば固定電話が利用できなくてもまた回線が混雑してつながらないときも、家族や知人に安否を伝えることができるとのこと。auの災害対策アプリは、災害用伝言版・緊急速報メール・災害用音声お届けサービスを利用できて月額300円です。

au災害対策

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最近では音声入力なども簡単にできるようになっているので、これを機会にぜひスマートフォンを利用して、災害に備えてくださいということでした。

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au災害用音声お届けサービス

 

auだけではなく、docomoでもサービスがあるようです。

docomo 災害時の安否確認と備え

2 高齢者の暮らしを守る防火講座

ふたつめの講座は、高齢者の火災被害を防ぐためにということで、講師は札幌市消防局予防部予防課の方でした。

高齢者の火災被害の状況について、たくさんの写真で説明してくださいました。

ガスこんろ

こんろを使用中の火災の多くは、火を使用したままその場を離れたことによって起きています。

例1 てんぷら油を加熱したまま、その場を離れて鍋から出火した。

例2 グリルで魚を焼いている途中にその場を離れて、グリルから出火した。

例3 鍋で湯沸かし中にその場を離れて、鍋から出火した。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAこんろ使用中はその場から離れないことが大切です。

ストーブ

ストーブもつけたままにしないこと。また、衣類や燃えやすいものをストーブの近くに置かないことが大切です。

例1 電気ストーブの上に洗濯物をかけて、テレビを見ていて出火。

例2 電気ストーブをつけたまま就寝。周囲の燃えやすいものに触れてしまい出火。

例3 灯油ストーブの火を消さずに給油して、カートリッジタンクから漏れた灯油に引火。

 

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使用していないときに、洗濯物をかわかしたりして使用していてその光景に慣れてしまい、洗濯物をはずさずにストーブをつけてしまったという例もあるそうです。

ろうそく・線香

これも基本的に、火を使用中はその場を離れない。離れるときには火を消すこと。

例 ろうそくや線香をつけたまま外外出。ろうそくや線香が倒れ、周囲のものに燃え移った。

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「少しの時間だから大丈」と思ってしまう人が多いとのことでした。

たばこ

寝たばこはしない。吸殻は水をかけてから捨てる。

例1 ごみばこに捨てた吸殻の火種が紙くずに引火。

例2 就寝時にベッドで喫煙。たばこが布団に落下し引火。

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たばこについても、なぜか「自分だけは大丈夫」と思ってしまうそうです。

着衣着火

着衣に火がついて着火してしまう着衣着火。こんろの炎は実際に青く見える部分よりも広がっているので注意が必要です。

例1 こんろ使用中にこんろの奥の棚に手をのばしたところ、こんろの火が衣服の袖に着火。

例2 灯油ストーブの燃焼筒に衣類の袖が触れて着火。

例3 灯油注油中に誤って灯油が衣服に付着。マッチ着火7尾に、衣服に燃え移った。

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防炎品

炎が接しても着火しにくく、燃え広がるのを防ぐ防災品が販売されているので、積極的に使用しましょうということでした。

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amazonなどでも購入できるようです。

防炎エプロン

防炎アームカバー

火災が起きたら

もしも、火災が起きてしまったら

①大きな声で叫びまわりのに知らせる

②119番に通報する

③消火器を使用して初期消火をする

④炎が天井へ届いたり、煙が多く発生したときには、初期消火を中止して避難する。

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消火器を使用して消火されたあとでも、原因の追求や確認のために119番へ連絡してほしいということでした。「いまは消火されています」ということを伝えれば、消火のためにたくさんの消防車が来ることはなく、確認のために1台が出動するような形になるそうです。

3 地域での食支援体制構築へ

こちらは、少し専門的なおはなしでした。講義は、札幌西円山病院リハビリセンター長の橋本先生です。参加者は、看護師や高齢者の生活に関係する方が多いようでした。

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高齢になると誤嚥による肺炎が増えているのが現状です。高齢者の方が肺炎を予防しながら経口摂取をすすめていくためには、さまざまな職種の人たちが、地域ぐるみで連携していくことが大切ということでした。

具体的な嚥下の動画を使用しながら、高齢者の嚥下状態について説明してくださいました。

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先生は「のみこみ安心ネット」という組織でも活動中。高齢者が在宅生活を維持できるように、地域ぐるみでケアしていくことができるようすすめているということでした。勉強会も開催しているということです。

のみこみ安心ネット・さっぽろ

ふくし用具

今回は、講座を中心に選んでしまったので、ふくしの用具や機器についてはあまり見ることができませんでした。お話を聞けた3つをご紹介します。

おしゃべりロボット OHaNAS

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高齢者向けに、話相手になってくれるのかと思いましたが、それはちょっと厳しそう。

「今日、どこかに出かけようと思うのですが、どう思いますか?」と言ったら「そうですね」という返答でした。

「どこへ行けばいいと思いますか」と言ったら、また「そうですね」と言われました。子供のおもちゃという印象でした。

オム二ロボット OHaNAS

 

車椅子用の除圧マット EXGEL

ベッドで寝た切りの生活ではなくても、車椅子に長時間座っていると、床ずれになりやすいものです。これは、座ったときにかかる圧を分散してくれる車いす用マットです。

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実際に座ったときにかかる圧。(私が座りました)

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このマットを使うと赤い部分がほとんどなくなりました。

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購入すると25000円前後ですが、介護保険を使うとひと月500円くらいだそうです。車いすを長時間使う人は、試してみる価値がありそう。

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EXGEL  SEATING LAB

 

尿吸引ロボ  Humany

パッドについた吸引器が尿を吸引してくれます。夜間のおむつ交換がなくなるだけでなく、介護する方が外出するときなどにもおむつの交換回数を減らすことができます。

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本体は95000円、チューブとタンクのセットが30000円、その他に専用パッドなどが必要となりますが、こちらは介護保険を使うとひとつき10000円ぐらいだそうです。吸引したあとパッドにどのくらい湿気が残るのか気になりましたが、意外と乾燥していました。10000円を高いとみるか安いとみるかは、使用する人の判断ですね。

尿吸引ロボ ヒューマニー

12日は仕事だったので参加できませんでしたが、この日も多彩なセミナーが開かれたようです。
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今回は事前の準備がないまま行ってしまったので、ふくし用具や機器を充分に見る時間がありませんでした。もっと見たかったという思いが残りました。幸い次回開催が、2017年の11月17日・18日にすでに決定しているようなので、次回はもう少し時間に余裕をもって出かけたいと思います。あなたも参加してみませんか。